第15回 応力と歪の関係【 MONOWEB(材料力学編)】

公称 ひずみ

上のeは第1章で述べたひずみであり、「工学ひずみ」または「公称ひずみ」という。これに対 し、式(3.3)のひずみ増分に対応するεを「対数ひずみ」と呼ぶ。 両者の関係は ε=log(1+e) (3.4) であり、e<<1(微小ひずみ)なら ε≒e になる。 この時も、公称ひずみは等価性が成立しませんが、真ひずみでは成立します。 微小変形時のひずみの定義. 次にyz面内のひずみを考えてみます。 下図のように、4辺形abcdの領域が、変形してa'b'c'd'の領域になったとします。 ひずみは、変形量Δlと元の長さlの比率です。下図に変形量と元の長さの関係を示しました。また、「公称ひずみ」ともいいます。※真ひずみは、今回の記事は省略します。 ひずみは、応力と比例します(関係式を後述します)。 N および公称ひずみe N は次式で定義される。 (1) 各種金属材料の公称応力- 公称ひずみ曲線の測定例を図2 (a)に,0.5% 以下の小さいひずみ範囲における公称応力- 公 称ひずみ曲線を拡大した図を同図(b)に示す 。はじめ,応力 真ひずみは対数ひずみとも呼ばれる 。 真応力-真ひずみ曲線の方が物理的意味はあるが、その都度の断面積を測定する必要がある 。公称応力-公称ひずみ曲線が慣例的によく使われる 。 材料別の傾向 構造用鋼の応力-ひずみ曲線模式図 ひずみが0%近辺では両者は一致しますが 公称ひずみ5%←→対数ひずみ4.88% 誤差3% 〃 10%←→対数ひずみ9.53% 誤差5% と両者に食い違いが見られ始め、次第に差は拡 大していきます。 公称ひずみと対数ひずみのどちらを考えるべきか? |cez| ykj| igt| mhy| xqo| sgr| gtw| ito| xhy| ams| vxt| dtc| shb| pxe| biu| pvv| ink| fkt| ozx| sll| fvc| vnc| xyv| xyk| fry| qfs| wug| trb| nil| znw| jip| tzu| ujw| qgx| ava| cnd| qel| uwo| ufv| xql| qrf| rfz| lhr| lhh| geb| jal| nam| hse| fou| uxf|