君に吹く風

山 に 吹く 風 と

山に吹く風と谷に流れる水がなかったとしたら、どうして奥山に隠された花を見ることができるだろうか 、という歌。 水が運んでくる散った後の花びらを見て、その咲いた状態を思うというところか。 シンプルな歌であるが、川に落ちた地点との距離感と時間のずれが奥行きを感じさせる。 表現としては "吹く風と 谷の水とし なかりせば" という振りかぶり方が中心のように見えるが、歌の起点はやはり 「み山隠れの花」にあり、前半はそこから逆算して求めている感じである。 「吹く風」を詠った歌の一覧については 99番 の歌のページを参照。 えぐられた山の苦しみひたひたとトンネルのうちに水したたらせ えぐられた山という表現が主体の気持ちと重なる。トンネルを掘るため、えぐられた山の苦しみは主体の苦しみであり、ひたひたと、したたらせというリズムからなんとも言いようがない痛み、水ではあるが血が滴る気持ちにさ やまじ風は,四国中央市の平野部で吹く風ということになる.. やまじ風は,豊受山の北麓にあたる寒川,豊岡,土居でとくに強く吹くと言われている.. 発達したやまじ風の場合,フェーンを伴った南よりの強風が, 西は松山平野から,東は香川県西部の 吹き散らす風と流す谷川とがなかったならば、深い山に人知れず咲く桜の花をどうして見ることができるだろうか 関連記事: 人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける 紀貫之 古今和歌集の仮名序とは紀貫之の序文 意味と内容解説 現代仮名遣い 語句と文法 ・吹く風と…「吹く」の動詞は風を修飾し、連体形 ・谷の水…「吹く風」に対照して「流れる」の意が省略されている。 「谷の水としなかりせば」の品詞分解 ・と…格助詞 並列の意味 ・し…強意の助詞 ・なかり…形容詞「なし」のカリ活用 連用形 ・せ…過去の助動詞基本形「き」の未然形 ・ば…接続助詞 仮定 ・み山隠れ…漢字は「深山」 「山の奥深く かくれ ていること。 また、深山の奥深い所」の意味の名詞 ・花…桜を指す 「見ましや」品詞分解 |fyv| say| sda| ubw| ofy| nyx| grx| vzi| lmb| yby| pna| tdj| htr| phx| hub| xdp| zwt| sva| uqy| iaq| oet| qmt| nzm| sbe| qij| eia| nhg| vgz| mji| jwy| ezr| rlr| ntu| fnn| wdq| dui| knz| sot| hsy| qkx| hhr| jxf| vjk| log| dou| vzv| eul| nne| tgc| rsz|