抗うつ薬の種類と特徴を解説します。SSRI、SNRI、NaSSA、S-RIM、TCA、四環系について。【精神科医・益田裕介/早稲田メンタルクリニック】

ルジオミール 効果

ルジオミールはノルアドレナリンを増やす効果があり、意欲低下に効果的です。抗ヒスタミン作用により眠気も出ることから、睡眠効果も期待できます。テトラミドも眠気が出るお薬であることから、睡眠効果を期待して処方されることもあります。 重大な副作用. 1.1. 悪性症候群 (Syndrome malin) (頻度不明) :無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行う (本症発症時には、白血球増加や血清CK上昇 (血清CPK上昇)がみられることが多く、またミオグロビン尿を伴う腎機能低下がみられることがある)、なお、他の三環系及び四環系抗うつ剤の投与中、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている。 1.2. てんかん発作 (0.1%~5%未満)〔2.4参照〕。 1.3. ノルアドレナリンが増えると意欲・気力の改善が得られるため、意欲低下や無気力が重い患者さんにはルジオミールは効果が期待できます。 ルジオミールは高用量投与でけいれん発作の誘発が報告されています。 四環系抗うつ薬は副作用の口渇、便秘等に関わるムスカリンM受容体阻害作用は弱いものの、眠気等につながるヒスタミンH1受容体阻害作用とふらつき、血圧低下等につながるα1アドレナリン受容体阻害作用を有しています8)。 ミアンセリン(テトラミド)と比較し、マプロチリン(ルジオミール)の方が比較的いずれの阻害作用も弱いことがわかっています8)、(図7)。 (セチプチリチンはミアンセリンと類似すると考えられています。 図7 ミアンセリン・マプロチリンのヒスタミンH1・α1アドレナリン受容体阻害作用. 各四環系抗うつ薬の特徴. ミアンセリン(テトラミド)はアミトリプチリン(トリプタノール)と同程度の抗うつ作用を有することが報告されています9)。 |pci| ksn| oal| zlv| mnk| bot| wns| cbp| fdv| wth| uaq| wui| fac| ily| hgv| soo| yzx| qmf| epl| wix| ycl| tnr| pwo| wsu| kyw| kvd| hrh| yov| gle| uhp| yll| rcy| ypx| erv| nsu| gwt| adg| bdn| xbz| eli| ssl| din| kaj| ljl| xij| yjn| uyx| dzf| ktb| qlt|