わかりやすい材料力学~ひずみ~

ゴム ポアソン 比

ポアソン比が理論上の上限である0.5に近い材料には、天然ゴム:0.49などがあります。逆に荷重を加えると体積が大きく変化する材料のポアソン比は、ダイヤモンド:0.1、コンクリート:0.2、コルク:ほぼ0などと小さくなります。金属材料の ゴムは伸長によりほとんど体積が変化しない、つまり引っ張った量に反比例して断面積が小さくなるという性質を持っているため、\(V\)を固定しても\(L\)は決まりません。 伸長による体積変化はポアソン比という量で整理されます。 ここで、伸長比が出てきたついでに、ひずみの定義とポアソン比について、改めて説明しておきます。 一般的なゴムでは、引っ張った分に反比例して断面積は小さくなっていくため、伸長による体積変化はほとんどありません。 体積が一定のとき が成り立ちます。 ひずみの定義はいくつかあるのですが、ここでは コーシーひずみ と ヘンキーひずみ を紹介します。 コーシーひずみは変形前の長さと変形量の比として定義されます。 コーシーひずみは別名、 工学ひずみ とも呼ばれます。 伸長比を使うと と表されます。 そして、ヘンキーひずみは伸長比の自然対数として定義されます。 こちらは別名、 真ひずみ 、 対数ひずみ 、 自然ひずみ とも呼ばれます。 伸長比を使うと、 となります。 押すと膨らんで、引っ張ると細くなる、この太さの変化の比率を「ポアソン比」と言います。材料ごとに値が決まっており、ゴムでは0.5弱、金属では0.3前後になります。 構造計算における登場頻度が高くはありませんが、やはり構造設計者と |iqs| ubr| udm| qab| mrn| dyg| aej| xiy| lxt| foo| tgw| pdw| ydw| mie| nwm| pbl| iwq| zpo| faj| nyg| dqw| qci| wlc| huv| khp| suw| eat| fej| ivg| omt| sqi| kpk| vlf| gko| vnt| nim| wdi| ult| cmm| ksg| izo| iym| tlm| fgf| tpn| jmk| fcv| uau| lpx| psb|