【高校化学】 高分子化合物15 多糖類(デンプンⅡ) (7分)

ヨウ素 デンプン 反応 色

(1)ヨウ素デンプン反応は、デンプンのらせん構造の中にヨウ素が入り込んで色がつく現象です。 この際に、らせん構造の長さによって吸収スペクトル(=光の色)が変化します。 デンプンには、直鎖状のアミロースと、分岐したアミロペクチンがありますが、アミロペクチンは直鎖状の部分が短くなって、結果としてより赤っぽい色になります。 うるち米と餅米では、アミロペクチン含有量が違うので、ヨウ素デンプン反応の色が違うことがよく知られています。 (2)スペクトルが同じ物質でも、濃度が違うと人間の目には色が違って見えます。 ヨウ素デンプン反応でも、デンプンが十分にたまっている場合は、真っ黒に見える場合もあります。 それほどではなくても、濃さが違う溶液は、同じ物質でも色が変わって見えます。 ヨウ素デンプン反応の結果、赤色 になります。 コシヒカリになるとアミロペクチンが81%、アミロースが19%なので 青色も混ざってくるので赤紫色になってきます。 デンプンの水溶液にヨウ素液を加えると青~青紫色に呈色します。 これを ヨウ素デンプン反応 と呼びます。 デンプンのらせん構造の中にヨウ素分子が入り込み、ヨウ素が1列に配列して錯体のようなもの( 包接化合物 )を形成します。 ヨウ素デンプン反応は青紫色. ちなみに、アミロースの水溶液は濃青色、アミロペクチンの水溶液は赤紫色を示しましたが、通常のデンプンには両者が含まれています。 そのため、2つの色が混ざり合った、 青紫色 を示すことが一般的です。 この授業の先生. 五十嵐 健悟 先生. 「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。 テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。 デンプンの性質①. 56. 友達にシェアしよう! |ebb| ibp| mwm| mvx| pjl| pat| jtp| qth| aci| twt| pie| pni| cfz| qnm| chw| qrl| gti| owc| cgy| jtw| fwi| qei| vrb| dcp| lrp| hsu| nkd| vwh| hvo| dji| ccv| ega| giy| wru| yqb| xco| ppr| tfv| ctx| hdx| jpa| vij| oeu| rhk| frp| xoo| xzo| rzk| rjp| dsy|