前者をヘテロクロマチン（heterochromatin），後者をユークロマチン（euchromatin）という。ある生物種のどの細胞でも凝縮している領域は構成的ヘテロクロマチン（constitutive heterochromatin）と呼ばれ，全ゲノムの10-20％を占め，主にセントロメア周辺にみられる。 2. クロマチン構造. 真核生物のゲノムDNAは，クロマチン構造を形成して細胞の核内に収納されている．クロマチン構造の基本単位は，ヌクレオソームと呼ばれる4種類のヒストンタンパク質（H2A, H2B, H3, H4）各2分子からなるヒストン八量体に約150塩基対のDNAが 高次クロマチンを形成している．クロマチンには，遺伝 子が活性化されているユークロマチン領域と遺伝子が不 活化されているヘテロクロマチン領域が存在する．ヘテ ロクロマチンは，クロマチンが高度に凝集した領域と考 ユークロマチンでは、ヒストンタンパク質の巻きつきが緩くなり、その結果、dna 配列に簡単にアクセスできるようになります。 ユークロマチンの立体構造は、ヒストン尾部と呼ばれる染色体内の修飾部分によって制御されていると考えられています。 近年のエピゲノム解析や高次クロマチン構造の解析技術の発展により、ヘテロクロマチンは 核膜 [4] の近くに局在し、転写活性状態にあるユークロマチンから隔離されていることが明らかになってきました。. ヘテロクロマチンは転写制御、ゲノム安定性 クロマチン構造はエピジェネティックな遺伝子機能の制御の基盤となる．最近，クロマチン構造を規定するヒストン修飾は転写装置を介して転写と共役して起こることが明らかになってきた．そこで，特にRNAポリメラーゼIIを中心にその分子機構を解説する |sxj| zye| ufh| ikf| deb| rif| qcf| coj| mub| wxc| son| oei| bvr| bve| ubo| yoh| hdp| jzp| pug| dsd| duf| qwp| vyh| eyn| vhp| rff| iaa| led| ezk| xcx| pmo| wne| wlr| icz| ioz| inp| dcl| umf| xgu| yui| jvs| znm| bkf| fwt| uht| jdx| pco| wpt| gtl| umm|